科が違うと患者さんも違ってきます

看護師なのだから働く場所は医療機関に限られていますが、それでもその医療機関にもいろいろ種類はあるものです。
それに、総合病院などでは担当する科によってもまた、いろいろ違いがあったりしますよね。
それに医療機関という職場には、看護師以外にもいろんな職種の人が働いていて、いろんな人が出入りしています。
そういう人たちとの関係もなかなか難しかったりするものです。
ここでは、そういった科ごとの違いや、医療機関ならではの人間関係トラブルについて、看護師さんたちに語ってもらいました。

小児科に5年勤務してます

看護師としてアルバイトも含め10年の経験があります。40代の女性看護師です。
その間臨床指導者や看護研究などにも携わってきましたが、一番長いのが小児科で5年、ほかには内科に2年、整形外科にも2年勤務経験があります。
現在は2人の子どもがおり、育児のために休職中です。夫と子ども2人の4人暮らしです。
看護師として10年の経験がありますが、認定や専門の資格は持っていません。
しかし英語ができるので、以前の病院では外国人の患者さんに対して通訳なども行っていました。

どんな病院の小児科でしたか?

NICU15床と小児科30床の病棟でした。
その小児科のスタッフは約30名おり、NICUを半年勤務して今度は小児科で半年勤務と交替で勤務を行っていました。

NCIUだとやはり新生児の患者さんが中心?

NICUは未熟児、そして治療の必要な新生児が中心でした。小児科には15歳までの治療の必要な子どもたちが入院していました。
急性の感染症で入院する子どもが多かったですが、中には血液のがんや先天性の病気、また自己免疫疾患などの子どもも多かったです。

小児科で身につくスキルは?

NICUでは未熟児の看護、そして新生児の看護とその後の育児指導なども行っていたので、看護だけではなく通常の育児に関する知識を得ることもできました。
小児科では抗がん剤治療やステロイドパルス療法などの治療の知識を得ることができます。また小児の採血や血管確保は、技術力が必要ですが、それらを身に着けることができます。

小児科で勤務するときあるといい資格は?

NICUですとベビーマッサージの資格などがあるといいですね。
また助産師の資格を持ちながらNICUで働く人は、母乳マッサージなどの知識も豊富なのでいいかなと思います。

コレって小児科特有っていう業務は?

やはり、病気だけを見るんではなくて、子どもの世話をする知識が必要だし、子どもの年代に合わせた看護をしていくことが大切だと思います。

やっぱり忙しいですか?

他の病棟に比べ、各勤務の配置のスタッフが多かったので、休憩は取れていたかな。
しかし、NICUはお産と関係あるので、まったく休憩が取れないこともありました。入院が重なると凄く忙しく、スタッフ数が必要なので、残業もありました。

小児科で働くメリットは?

小児の看護技術が身につくことです。

逆に小児科で働くデメリットは?

小児の看護ゆえ、精神的に辛い、ストレスがたまるというのはありますね。

ほかにどんな科で働いてみたい?

小児で働いているときには、成人や老人の看護の知識も身に着けたいと思っていました。

小児科向きだなと思うのはどんな看護師さん?

子どもが好きな人にはお勧めです。また子どもを楽しませたりするアイディアがある人もおすすめです。

小児科でどんなことを学びましたか?

命の限界、医療の限界、そして子どもの生命力と倫理などです。